学習塾と習いごと教室M&Aの常識どころか、M&A業界の常識も覆す徹底したアフターフォロー。クロスM&Aの譲渡「後」へのこだわり
学習塾・習いごと教室のM&Aを検討されている個人様、または新規事業で教育部門を立ち上げようとされている事業主様へ。
M&Aと聞くと、買い手と売り手をつなぎ、交渉をまとめることが主な役割だとお考えではないでしょうか？ この役割、これはこれでトラブル防止や交渉時の感情面が表に出てしまうことを防御するうえで必要なものだと思います。
しかし、学習塾・習いごと教室専門のM&Aサービス「CROSS M&A（クロスM&A）」は、もう一歩！踏み込んでいきたいのです。したがってその常識を覆します。私たちが最も重要視するのは、M&A、つまり「譲渡契約が成立した後」のアフターフォローです。なぜなら、本当に大切なのは、契約締結後の「事業の円滑な引き継ぎと成長」に他ならないからです。
まずは、自分自身の学習塾買収の経験から
学習塾の買収を経験しました。それも１回だけでなく複数回です。そのいずれも、買収後のフォローは一切ありませんでした。
「え？一切なかった？」ええ、ありませんでした。驚かれるかもしれませんが、全くです。一つの事例では譲渡主様と連絡を取ることさえも難しくなってしまいましたので、決して後味の良い経験とは言えません。それが普通なのかなと呑気に思っていました。
ところが・・・
後から噴出した問題・・・いずれのケースもありました。労務管理で以前のオーナーさんが労基から訴えられていたこと、教材会社への未払いが発覚したこと、全オーナーさんが保護者さんと約束していたことを守っておらずトラブルになったこと・・などなどです。
なぜ「M&A後」が重要なのか？
M&Aは、ゴールではなく、新たなスタート地点です！そう声高にお伝えしたいです。
特に学習塾・習いごと教室という事業は役務提供です。特殊なサービス業と言ってもいいでしょう。なぜなら、顧客という属性の中に「生徒」と「保護者」がいるからです。
生徒や保護者との信頼関係、そして指導ノウハウやカリキュラムといった無形資産が事業の根幹を成しています。譲渡契約書の中身を紐解いてもこれらのことが書かれることはないでしょう。契約書の中身としては、譲渡に関してのことだけだからです。
ですが、これらの運営上必要な情報の引き渡し、引継ぎが丁寧に正しく行われなければ、その瞬間からきっと心の中で何か思うところが出てくることでしょう。
売却後、売り手は「無事に譲渡が終わり安心した」という気持ちがある一方で、買い手は「金銭的なやり取りが終わらなければ、内部に入り込むことはできない」という実情があります。この時間差こそが、M&A後の事業統合における大きな課題となり得ます。
M&Aの交渉段階では、多くの場合、買い手と売り手は「円満な事業承継」という共通の目標に向かって協力し合います。
この共通の目標というのは、譲渡すること、譲り受けることです。片方はお金を払い、片方はお金を受けることになりますので、その金銭的なやり取り及び契約書の終了が目標になってしまいがちです。
しかし、契約が成立し、金銭的な授受が終わると、これまでとは異なる「心理的な変化」が生じることが少なくありません。この部分は、とても重要な要素だと考えます。
売り手様側の変化：
- 精神的解放: 長年心血を注いできた事業を譲渡できた安堵感から、精神的に解放され、次のステージへの準備を始めるモードに入ります。
- 関与の終焉意識: 「もう自分の事業ではない」という意識が芽生え、譲渡後の業務への関与意欲が低下する可能性があります。
- 情報提供の滞り: 意図的ではなくても、引き継ぎに必要な情報の整理や提供が滞るケースが見られます。
買い手様側の変化：
- 実務の開始: 契約締結後、いよいよ本格的に事業内容の把握、組織体制の構築、そして日々の運営という実務が始まります。
- 情報の切望: 事業を円滑に引き継ぐためには、売り手様からの詳細かつ実践的な情報が不可欠となります。しかし、契約前の段階では開示されない情報も多いため、この段階で初めて直面する課題も少なくありません。
- 内部への浸透: スタッフ、生徒、保護者への円滑な浸透は、事業継続の鍵となります。しかし、これには時間と緻密なコミュニケーション戦略が求められます。
この売り手と買い手の「微妙な変化」お互いの立場的なところを経験された方はもちろんのこと、ある程度想像しても「・・・だろうなぁ」と想像つくと思います。
実はこの「微妙な変化」は、事業引き継ぎのプロセスにおいて摩擦を生み出す可能性があるのです。
例えば、買い手が必要とする詳細な情報が提供されていなかったり、売り手が引き継ぎ業務に積極的に協力しなかったりするケースです。これは結果的に、買い手にとっては事業運営の立ち上げが遅れる要因となり、売り手にとっては売却後の事業の安定に対する不安を残すことにもつながりかねません。
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このように書くと、クロスM&Aは買い手を重視しているのかとお叱りを受けるかもしれませんが、そうではありません。
私たちはこう考えるのです。
売り手の方にとって有利な取引ができるかどうか、
買い手の方にとって有利な取引ができるかどうか、
この両面を考えたときに、売り手が何を望み、買い手が何を望むのかという部分を突き詰めれば、問題なく、トラブルなく取引が進行し、その後も教室が維持され買い手が満足し、売り手も安心できる状態、これこそが求めるものだと思います。
例えばそこに、売り手が「どうか私が運営していたときよりも売上高が20％は伸びますように」とか考えるでしょうか。
買い手においては、まずは売上高だとかコストだかとか、顧客獲得だとかの前に、内部把握に時間を割かれるので、具体的な数字面を考えるのは少し先になるはずです。
そうです。
まず売り手は買い手が内部掌握できるように協力を惜しまないこと
買い手は、内部掌握が滞りなくできるように連携をしていくこと
ここが重要な点です。
しかしながら、いうのは簡単ですが、実際にはそのプロセスをしっかりと持って、何から着手していくのかをお互いにわかっていなければ、けっこうぐちゃぐちゃになってしまうことがあります。
だからこそ！私たちは、そういう状態になってほしくないので、アフターフォローに力を入れているという次第です。
売り手のオーナーさんにまかせっきりではなく、きちんとサポートいたしますのでご安心ください。
日本初！学習塾モデルルームが示すアフターフォローへのこだわり
このM&A後のギャップを埋めるため、CROSS M&Aは業界に先駆けて**「学習塾モデルルーム」**という画期的なサービスを展開してきました。これは、買い手様が実際に学習塾の運営環境を事前に体験し、引き継ぎ後のイメージを具体的に掴むことを目的としています。このような取り組みは、金銭的なやり取りが終了するまで内部に入り込めないというM&Aの制約を克服し、契約後のスムーズな事業開始を強力にサポートします。
ところで、モデルルームというと、若干勘違いもあるかもしれませんので、補足しておきます。
「学習塾モデルルーム」は単なる物件見学ではありません。
箱ものとしてのモデル教室がどこかにあって、それをショールームのようにお見せするようなものでもありません。
さらに、譲渡契約前に買い手が実際の売り手の教室まで出向いて内部見学をする通常の見学とも異なります。
お話が進む前です。
お話が進んでからではなく、その前段階で、実際に「学習塾を運営している生の様子」を見ていただくというものです。
そこには、日常の塾を運営する上でのノウハウ、問合せがあった際の対応、講師への指示、生徒への声掛け、実際の授業、カリキュラムの組み方などを含めた運営のためのフローが凝縮されています。
買い手様は、このモデルルームを通じて、イメージがわくはずです。
きっと生の教室をご覧になれば、壁に貼ってある掲示物を見ることになるでしょう。生徒が訪れる様子を見ることになるでしょう。
実際の授業がどのように進行しているのかも見ることになるでしょう。
これは、M&A契約後に「学習塾の運営が思っていたのと違った」というミスマッチを防ぎ、双方にとってより良いM&Aを実現するための重要なステップなのです。
CROSS M&Aが提供する、アフターフォロー重視の具体的なサービス
CROSS M&Aは、この「譲渡契約後の実際業務」に大きく焦点を当て、そのサービスとアフターフォローを徹底して行います。私たちは、仲介者であるアドバイザーが売り手様と買い手様の双方に寄り添い、負担を大幅に軽減することを約束します。
売り手様が提供すべき情報の整理とサポート
売却が決定し、譲渡契約が締結された後も、売り手様には買い手様への円滑な事業引き継ぎのために提供すべき情報が多岐にわたります。単なる数字や書類だけでなく、長年培ってきたノウハウや生徒・保護者との関係性といった「情報」が重要です。
これらの情報は、内部に入り込んでからじゃないと見えないものです。入り込んでからじゃないと見えないからこそ、丁寧なアフターフォローが大切なのだと考えます。
- 生徒情報の詳細な引き継ぎ: 生徒個々の学習状況、性格、保護者とのコミュニケーション履歴など、きめ細やかな情報を提供することで、買い手様はスムーズに生徒指導を開始できます。昨今は事情あって学校に行けなくなってしまったお子さんもいます。障害をお持ちでも頑張ろうとするお子さんもいます。そのほかにもセンシティブな家族の事情などもあるかもしれません。そういう個人情報の取り扱いについては、細心の注意を払い、適切な方法で引き継ぎをサポートします。
- カリキュラム・教材の共有: 実際に使用しているカリキュラムの構成、教材の内容、指導方法などを詳細に共有し、買い手様がすぐに導入できる状態にサポートします。必要に応じて、教材提供元との連携などもサポートします。カリキュラムというのは、授業の計画のようなものです。教室によっては年次計画、月次計画などと全体の構成が大方決まっている場合もありますが、個々の学習や習いごとの進捗状況によって、オリジナルで作成しているところもあります。これらの情報を早期に共有することはとても大切なことです。
- 講師・スタッフ情報の連携: M&Aが実施されると内部既存の講師やスタッフはその事実をいち早く知ります。まずはいの一番で、残ってくれる講師やスタッフとの対話によって、残ってくれたことに対しての感謝の意を表明し、協力を仰いでいくとよいでしょう。講師やスタッフのスキル、経験、生徒との関係性などを正確に伝え、買い手様が適切な人材配置や育成計画を立てられるよう支援します。
- 運営ノウハウの伝授: 生徒募集の戦略、夏期講習などの講習戦略、イベントの企画・実施方法、保護者対応の具体的なやり方、給与支払やその他の支払いにおける経理処理のフローなど、日々の運営に必要な実践的なノウハウを体系的に整理し、買い手様へ伝授するお手伝いをします。
- 施設・設備情報の提供: 教室のレイアウト、設備の状態、契約中の賃貸借契約の詳細など、物理的な側面に関する情報も網羅的に整理し、引き渡し後のトラブルを未然に防ぎます。
これらの情報は、売り手様にとっては「当たり前」のことであっても、買い手様にとっては「宝の山」となります。CROSS M&Aのアドバイザーは、売り手様がこれらの情報を効率的かつ効果的に整理し、買い手様へ引き継げるよう、具体的なリストアップから提供方法までを徹底的にサポートします。これにより、売り手様は売却後の負担を最小限に抑え、次のステップへスムーズに移行できます。
買い手様が整理し実行すべきことへの徹底伴走
事業譲渡後の買い手様は、膨大な業務を短期間で整理し、実行していく必要があります。CROSS M&Aは、買い手様が迷うことなく、効率的に事業を立ち上げ、成長軌道に乗せられるよう、具体的なアクションプランの策定から実行までを徹底的に伴走します。
- 事業計画の具体化と実行支援: 譲渡前のM&A交渉段階で策定した事業計画を、現実の教室運営に落とし込むための具体的なアクションプランを共に作成します。生徒募集戦略、マーケティング施策、経費削減策など、細部にわたるまでアドバイスを提供します。
- 組織体制の構築支援: 新しい組織体制への移行をスムーズにするため、既存スタッフの適材適所への配置、新たな人材の採用計画、評価制度の導入などをサポートします。必要に応じて、人材紹介会社との連携も支援します。
- 生徒・保護者への円滑な移行支援: 事業譲渡は、生徒や保護者にとって大きな変化です。不安なく新しい運営体制に移行できるよう、説明会の開催支援、挨拶状の作成アドバイス、個別面談のサポートなど、きめ細やかなコミュニケーション戦略を立案・実行します。
- 経理・法務面のサポート: 希望に応じて、譲渡後の経理処理の移行、税務に関するアドバイス、許認可の変更手続きなど、専門的な知識が必要となる分野においても、提携の税理士や弁護士と連携し、包括的なサポートを提供します。
- ITシステム・インフラの整備支援: 既存のITシステムの引き継ぎや、新たなシステムの導入が必要な場合、最適なソリューションの選定から導入までをサポートします。オンライン授業の導入支援なども含まれます。
この部分はなるべくコスト負担を減らしたほうが良いので、それらの支援補助も行います。 - M&A後の経営相談: 事業をスタートした後も、予期せぬ課題や問題が発生することは少なくありません。CROSS M&Aは、契約後も相談に応じ、買い手様が安心して事業を運営できるよう、サポートいたします。
私たちのゴールは、M&A契約を締結することではありません。買い手様が譲り受けた事業を成功させ、さらに発展させていくことこそが、私たちの真の目的です。そのため、譲渡後のあらゆる局面において、買い手様の最も近くに寄り添い、課題解決のために尽力します。
売り手と買い手、双方の負担を大きく軽減するCROSS M&Aの独自性
通常のM&Aサービスでは、譲渡契約の成立をもってその役割を終えることがほとんどです。しかし、CROSS M&Aは、この「M&A後」のフェーズこそが、真の価値を生み出すと確信しています。
私たちは、単に交渉のパイプ役として売り手様と買い手様をつなぐだけでなく、譲渡後の実際業務がスムーズに開始されるよう、徹底したアフターフォローを行います。これは、売り手任せ、買い手任せにせず、仲介者であるアドバイザーが積極的に関与することで、双方の負担を大きく軽減し、M&Aの成功確率を格段に高めることを意味します。
売り手様の安心感の最大化
長年心血を注いできた事業を譲渡する売り手様にとって、売却後の事業がどのように運営され、生徒たちがどうなるかは大きな関心事です。CROSS M&Aのアフターフォローは、買い手様のスムーズな事業承継を支援することで、売り手様に「自分の事業は安心できる相手に託せた」という確信と安心感を提供します。これにより、売り手様は心置きなく次のステージへと進むことができます。
買い手様の事業成功への最短ルート
初めて学習塾事業に参入する方、新規事業として教室展開を考える法人、脱サラして事業を始めたい方、そして既存教室の多店舗展開を視野に入れる経営者の方々にとって、M&A後の円滑な事業開始は極めて重要です。CROSS M&Aのアフターフォローは、買い手様が事業の立ち上げ期に直面するであろうあらゆる課題を事前に想定し、解決策を提供することで、成功への最短ルートを提示します。
私たちは、学習塾・習いごと教室という特殊なビジネスモデルを熟知しています。生徒一人ひとりの成長を支援する教育サービスだからこそ、M&Aにおいても、単なる金銭的な取引ではなく、未来の生徒たちの学びの場を守り、発展させるという視点が不可欠です。CROSS M&Aは、この教育に対する情熱と深い理解をもって、皆様のM&Aを強力にサポートします。
M&Aは「縁」であり、「共同創造」である
M&Aは、人と人との「縁」によって成り立ち、新たな価値を「共同創造」するプロセスだと私たちは考えています。売り手様が築き上げてきた歴史とノウハウに、買い手様の新たなビジョンとエネルギーが加わることで、事業はさらなる高みを目指すことができます。
CROSS M&Aは、この素晴らしい共同創造のプロセスにおいて、皆様の最強のパートナーであり続けます。譲渡契約のその先にある、真の成功と発展のために、私たちは惜しみない努力とサポートを約束します。
もし、あなたが学習塾・習いごと教室のM&Aを検討されているのであれば、ぜひ一度CROSS M&Aにご相談ください。私たちは、通常のM&Aサービスでは語られない「M&A後の価値」を、具体的なサービスと情熱をもって提供いたします。あなたの新たな挑戦を、私たちと共に成功させましょう。私たちは、いつでもあなたの強力な味方です。
