閉校・廃業を考える前に「譲渡」を考えてみませんか

2025年06月03日

譲渡

閉校・廃業を考え始めるとき

①自分の体力の衰えを感じたときや自分自身、またはご家族の病気などがきっかけとなります。
②過去に比べて業績が悪くなったときにも「もうやめようか」とおもいがちです。
③別事業に着手して、業務を再構築したい、選択と集中で資本投下したいという前向きな決断もあります。

いずれにしても、教室を閉校、やめようと思い始めるとその内容が頭を巡り、生徒への明るい対応が出来なくなってしまったり、講師への伝達や保護者様への連絡なので、漏れが生じたりと、気持ちのダウンが仕事へ影響を与えてしまうこともあるでしょう。

閉校・廃業の場合のコスト(気持ちと時間)

教室を一からつくり上げるときよりも辞めるときのほうが体力と気持ちの負担は大きくなります。この気持ち面の負担さえもコストだと言えます。

通常は、今日やめるという決断をして今日終えることはできません。内部的にも対外的にもやらなくてはならない後処理がたくさんあるからです。
決断をして物件を引き上げるまでに概ね2~3か月はかかるという覚悟も必要です。

閉校・廃業の場合のコスト(お金)

教室をやめるときには、やはりお金もかかります。

一番は、たいていは賃貸物件に入っていることが多いので、引き上げるためには内部の什器の処分または別場所への搬送、看板の撤去、つまり借りた物件ですから原状回復義務があるということです。もし、スケルトンから内装をつくり上げた物件でしたら、スケルトンに戻さなくてはなりません。看板が高所にあれば、その分だけコスト高になります。

机やいす、書類関連の棚や書棚関連は、気持ち的には誰か他の人に買い取ってほしい部分もありますが、仮にそうだとしても、人手とトラックなどの手配でコストがかかります。

内内装の原状回復は不動産管理会社や不動産のオーナーが最後立ち会って、異常がないかどうかの確認をしますので、しっかりと最後まで見届けなくてはいけないのです。

また、物件を借りる際は敷金、または保証金という名目でお金を預けていると思います。この扱いについては、非常に微妙なラインがあり、慣れていない方が対応した場合、敷金や保証金からさらにお金が引かれてしまうことも多くあるのです。

やめること(閉校・廃業)と譲渡の大きな違い

一言で言えば、上記の気持ちと時間というコスト、及びお金の面で全然後味が違うと言う点です。これはいずれも経験のある者だけしかわからないものです。想像しているよりも遥かに閉校や廃業というのは後に響くものなのです。

対して譲渡は、引継ぎさえしっかりと出来れば手離れしたあとも教室として存続できていることに心の平静さが保たれます。そして譲渡の際の譲渡金額は、会計上も利益です。つまり譲渡益です。

さらに物件の賃貸借契約の面で言うと、譲渡が成立するとAさんからBさんへ物件契約者が変わります。このケースにおいては、Aさんへの敷金、保証金は通常1円も欠けずに戻ってきます。不動産会社からすれば、AさんからBさんへの事業譲渡がなされているのですから、今度はBさんから敷金(または保証金)をお預りすることとなるため、きちんとAさんに戻ってくると考えていいのです。

そう思われるお気持ちもよく理解しております。まずはクロスM&Aのアドバイザーに、想いのすべてを御伝えください。誠実、丁寧にお手伝いをさせて頂きます。

勿論、お話を伺ったからと言って話が勝手に進行していくことはございません。「売らない選択」も「買わない選択」もあるのです。

ご相談者様にとって最も望ましいかたちになるよう、心の通ったサービスを提供することを約束いたします。

そして、一番強調したいことは、

しっかりとアフターフォローさせて頂きます

本サイトを立ち上げるに至ったのは、新規開校・閉校・事業売却・買収のすべてを学習塾という業務で経験しており、本当に親身にお気持を理解できると思ったからです。

自分が痛いほど経験してきたことで、失敗してしまったことはお客様に味合わせたくないのです。

だからこそ!声高に言えます。

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クロスM&Aは契約成立後に真価を発揮します。

ここが通常のM&Aサービスとの大きな違いで、私たちが強みとしてアピールできる点です。

通常は、譲渡契約が為された後は、買い手と売り手の直接的なやり取りがなされます。仲介としての役割はそこで終了するサービスがほとんどです。

しかしながら、事業の譲渡というのは、ただお金のやり取りを済ませれば完了とはならないのです。仲介として譲渡契約の間に立ったのですから、契約が完了したらそこでおしまいというのは普通ですが、クロスM&Aはそこに疑問を呈します。 昨今、学習塾は異業種からの参入が多くなってきています。またサラリーマンだった方が経営者として学習塾運営を検討されることも多いです。

M&Aには売り手・買い手にメリットがあります。

売り手は売却資金でその後の事業選択と集中が出来るメリット、買い手は既存のブランドや顧客、従業員などの経営基盤を譲り受けることでスピード感のある経営が出来るメリット。双方の目的が合致すれば譲渡が完成するのです。

双方がやらなくてはならないtodoはたくさんあります。
一つ一つの業務を迷うことになく、スピーディに対応できるように細かくセッティングをしていくこと、これもクロスM&Aが得意とするところです。